【OsqlEdit】「OCIライブラリの初期化に失敗しました」エラー対処方法

OsqlEditを起動した際、上記の画像のようにエラーが発生する場合の対処方法になります。

エラーの原因

二通り考えられます。

1.環境変数にOracle Clientのインストール先が設定されていない。

2.Oracle ClientとOsqlEditが32bit版、64bit版と一致していない。

環境変数パスの確認・設定

1.コマンドプロンプトを起動します。

2.コマンド[set]を実行し、Oracle Clientのパスが設定されている確認します。

※Oracle Client 11gの場合、Pathに「C;\app\product\11.2.0\client_1;」が設定されています。

3.環境変数に設定されていない場合、各自の環境にあったOracle Clientのパスを通してください。

Oracle Client、OsqlEditを32bit版(64bit版)で揃える

Oracle Clientのbit版を確認

1.コマンドプロンプトを起動します。

2.コマンド[tnsping]を実行し、Oracle Clientのbit版がいくつであるか確認します。

※下記画像では32bit版がインストールされていることがわかります。

OsqlEditのbit版を確認

1.OsqlEditを起動します。

2.[ヘルプ(H)]>[バージョン情報(OsqlEdit)(A)]を押下します。

3.バージョン情報が表示され、bit版が確認できます。

※下記の画像の場合、64bit版になります。

Oracle Client、OsqlEditのbit版を揃える

上記で確認したOracle Clientのbit版にOsqlEditを揃えます。

※OsqlEditのインストールの方が手軽で簡単なため

1.以下のリンク先よりOsqlEdit 32bit版(64bit版)をダウンロードします。

OSqlEdit Oracle SQLエディタ (開発・運用支援ツール)

osqleditは,Oracle用のSQLエディタ&実行環境です。
使いやすいSQLエディタと,軽快な動作が特徴です。
Oracleの運用管理ツールや開発支援ツールとして,ご利用いただけます。

http://www.hi-ho.ne.jp/a_ogawa/osqledit/

※32bit版か64bit版かよく確認してダウンロードしてください。

2.ダウンロードしたzipを解凍します。

3.以前のosqleditをインストールしていた場所に解答ファイルを置き換えます。

※上書きではなく、以前のフォルダは退避しておくこと

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