サイトやブログに表示されているリンクをクリックすることでメールを送信する「mailto:」というスキームがあります。
ユーザがリンクをクリックしたとき、PCにインストールされているメーラーが起動されリンクに設定されている送信先、メール本文でメールが作成されます。
<a href="mailto:testest@test.test?subject=タイトル&body=本文">メール作成</a>
上記のaタグで次のリンクが作成されます メール作成
もしあなたのPCにメーラーがインストールされていれば起動されるはずです。
今回はPCにインストールされているメーラーではなくOffice365で起動するリンクを作成する方法の説明になります
リンクからOffice365 Outlookを起動する方法
<a href="https://outlook.office.com/owa/?subject=タイトルです&body=本文です&to=testest@test.test&path=/mail/action/compose">メール作成</a>
上記のaタグで次のリンクが作成されます メール作成
Office365にログイン状態であればメールが作成され、未ログイン状態であればログイン画面→メール画面が表示されると思います。
マルチバイト文字列対応
上記のリンクでは「タイトルです」と「本文です」がマルチバイト文字列であるために、
ブラウザによっては正常に動作しません。
Chromeでは問題なく動いて、Internet ExplorerではOffice 365が起動しないと思います。
マルチバイト文字列はURLエンコードしてやる必要があります。
上記リンクをURLエンコードして作り直したものはこちら
<a href="https://outlook.office.com/owa/?subject=%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab%e3%81%a7%e3%81%99&body=%e6%9c%ac%e6%96%87%e3%81%a7%e3%81%99&to=testest@test.test&path=/mail/action/compose">メール作成</a>
上記のaタグで次のリンクが作成されます メール作成
こちらのリンクであればIEでも問題なく動作することが出来ます
まとめ
URLにマルチバイト文字列がある場合はURLエンコードしよう